今日は、カタクリの花を見に少し遠出をしたのですが、残念ながら花は見れずに終わってしまいました(笑)
折角こっちまで来たので、近くの有名な和菓子屋さんに寄っていこうということになりました。
以前、このお店で買ったお菓子が美味しかったのを思い出したのですが、お菓子の名前が分からず(汗)
水無月
「以前、あずきが乗っている三角形の和菓子が美味しかったので、是非、あれをまた買いたいんですけど・・・」
と聞いたみたところ
「あぁ~、あれは6月にならないと出さないんですよ~、和菓子の日位から出すので、その頃にまたいらしてください」
ちなみに、お菓子の名前は「水無月」だという、スマホで、水無月=六月 という事を調べ、ナルホドとなっとく。
これ、ういろうの上に自然の甘みの小豆が乗っていて、とっても美味しいんですよ。
もっとも「きんつば」が好きな私好みの味なのかもしれません。
きんつばも、本当に美味しいところで食べると全然味が違いますよね。
元々は小豆を固めたような和菓子って、どちらかというと苦手だったんですが美味しい「きんつば」を一度食べたその日から、嗜好ががらっと変わってしまいました。
さて、この水無月、あまりどこの和菓子屋さんでも見かけるお菓子ではないと思っていたら、関東ではあまり知られていないけど関西、特に京都では有名なお菓子との事。
京都では6月に必ずといっていいほど食べるお菓子だとか。
和菓子の日
それにしても、和菓子の日ってなんだ??
早速、調べてみました。
==ウィキペディアより==
平安中期の承和年間、国内に疫病が蔓延した。
仁明天皇は年号を嘉祥と改め、その元年(848年)の6月16日に、16個の菓子
や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったとされる。これを起源として、6月16日に厄除け・招福を願って菓子を食う「嘉祥菓子」
の習俗が、さまざまに形を変えながら、平安期から中世・近世まで存続した。江戸幕府においては、6月16日を嘉祥の日とし、お目見え以上の身分のもの
には大広間で和菓子が与えられた。全国和菓子協会は、こうした故事にちなみ、日本の食文化を正しく後世に伝え
残すために一層の努力を積み重ねることを目的として、この記念日を制定した。直近の週末に、明治神宮菓道敬神会の主催により、明治神宮で無料の和菓子
配布イベントが行なわれている。
会員の和菓子職人たちがその場で練り切りを作り、参詣客に配布する。
なんともいわれのはっきりとした歴史の重みを感じる記念日ですね。
それにしても、明治神宮で無料の和菓子配布イベントとは・・・行かねば(笑)
旬を大事にする和菓子
今日は、結局「水無月」は買えずじまいでしたが、お店のおススメ「桜もち」と「草もち」を買って帰ることとしました。
桜餅は、皮 のタイプ と つぶつぶ のタイプがありますが、皮のは関東風、つぶつぶ(道明寺と呼ぶらしい)のが関西風なんだそうです。
もちろん、こちらのお店では、道明寺の桜餅しか置いていませんでした。
個人的には皮のが好きなんですけどね^^;
それにしても、和菓子って結構旬を大事にするんですね。
洋菓子なんかだと、別にイチゴの季節でなくてもショートケーキは必ずあるし、栗の時期でなくても、モンブランは食べれます。
でも、多くの和菓子屋さんが、桜餅や草もちもこの時期にしか出さないし、水無月は六月だと決まっているようです。
和菓子、まだまだ奥が深そうですね~季節を感じ、味わう、そんな生活を心がけたいと思います。
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