日本でゴジラの新作が作られるということで、盛り上がってしますね。
しかも、あのエヴァンゲリオンの庵野秀明監督がメガホンをとるとの事で話題になっています。
1954年ゴジラが、最初の放映で、まだこの時は白黒の時代ですから、本当に長い間、人々に愛されているキャラクターですよね。
最近では、2014年に、ハリウッド版のGODZILLAゴジラが放映されました。俳優-渡辺謙が出演した事で話題となりました。
ハリウッド版は2作目ですが、1作目に比べ、日本のゴジラが尊重されていて、特に日本の第一作目を意識して作られたようです。渡辺謙の役も、一作目に登場する博士がモデルとの事でした。
渡辺謙自信が、インタビューでやはり日本の一作目が一番好きで、何度も見て参考にしたといった事を述べています。
個人的には、ゴジラというとあのテーマ曲 伊福部 昭(いふくべ あきら)作曲ですよね、どうもあれが無いゴジラは見れません^^;
新しく登場する日本のゴジラでは、どうな感じになるんでしょうか? 今から楽しみですね。
ゴジラの身長は?
さて、ゴジラの身長ですが、どの位あるのかご存知ですか?
以前、見た映画で、東京都庁(高さ240m)よりは低かったから、私は150m位かと思っていました。
答えは・・・
実は、ゴジラ 身長がコロコロ変わっているんです。
「 そんなバカな 」と思われる方もいるかもしれまんせが、これ冗談ではなく本当なんです(笑)
正解は以下の通り(上から年代の古い順です)
- 50m
- 80m
- 100m
- 55m
- 60m
- 100m
なんで、こんなに変わるの? という感じですよね(笑)
社会の変化と共に、ゴジラの変化
製作側がデータを誤って、変わってしまったわけではなく、意図的に変えられています。
1954年の第一作を見ると、一番印象的なシーンはなんといっても銀座4丁目のシンボル、和光の時計台を壊すシーンです。
和光の時計台の高さが地上約40m程度なので、ゴジラの身長が50mだと「 絵 」として丁度ぴったりだったのでしょう。
その後、しばらくは50mだったのですが、ある時に身長が 80m 100mと伸びます。
これは時代と共に、東京のビルが高くなったためです。
もはや、50mでは東京のビルに飲み込まれてしまって迫力が出ないんでしょうね。
ゴジラもモンスターですが、東京という街もそれ以上のモンスターということでしょうか(笑)
突然、背が縮む
順調に背を伸ばしていたはずのゴジラですが、ゴジラ2000ミレニアム(1999年公開)で突然、55m と約半分の背になってしまいます。
ゴジラ2000ミレニアムという節目の作品で、ゴジラのヒーローイメージを一回リセットし、第一作で登場したような、文明社会への警鐘としての存在に戻されました。
この関係で、背が元に戻されたようなのですが、それなら、なぜ 50mではなく 55m なのか?
これは一説ですが、当時読売ジャイアンツで活躍していた松井秀喜(愛称:ゴジラ)の背番号55 からきているのではと言われています。
(ちなみに、松井は2000年、開幕から不動の4番で本塁打王、打点王、シーズンMVP の大活躍)
ゴジラ衝撃のシーン
意外と知られていないんですが、1954年の第一作目のゴジラ、実は人間に倒されてしまうんです。
オキシジェン・デストロイヤーという兵器で、骨にされてしまうシーンには、驚きました。
子供の頃、初めて見たゴジラは、既に子供のヒーローで、敵を倒して海に帰る、そのパターンしか子供時代は見ていませんでしたからね。
近年になって、1954年の第一作目を見た時は、本当 「 え? ウソ!? 」という感じでした(笑)
時代の申し子
この1954年のゴジラ第一作目は、本当に社会風刺が強く、映画がこちらに語りかけてきています。色んな意味で考えさせられる映画でした。
決して、昔の映画ではなく、今だからこそ考えさせられる、考えなければいけないテーマがあります。
渡辺謙がインタビューで語っていた次の言葉を思い出しました。
「 ゴジラの咆哮(ほうこう)を聞いていると、 ”お前たち、本当にそれでいいのか!?” と言われている気がする 」 by 渡辺謙
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