【海外出張2】 英語が話せない、でも仕事で海外へ!そんな人がやるべき3つの事

英語がそれほど得意でもないのに、海外出張へ・・・・。

今回は、第2回目です。 実際に海外出張の現地で、どう対応するか?といった「 現地編」となります。

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出張が決まってから出発までの期間、何をすればよいのか?
という 第1回目の「準備編」については、こちらからご覧になれます。
こちら⇒ 【海外出張1】海外出張!? 英語ができない! そんな方が、今からやるべき2つの事


リスニングが苦手な日本人

英語の「リスニング」、あなたは得意ですか?

多くの日本人ビジネスマンが、苦労しているところでしょう。
外国人ビジネスマンを前にすると・・・

「 質問されたら、どうしよう?」
「 言ったことが理解できるかな?」

と不安でオドオド・・・・

海外出張では、「質問」は必ずされます。
あきらめて下さい(笑)

欧米人は「相手に興味がある」事を示すために、質問をするように思えます。
それに、日本人同士でも、初対面の人と会話を弾ませようとしたら「質問」しますよね


先方は、日本人が英語が出来ない事を知っています

海外の取引先等に行き、初対面の方に会うと、いつも感じる事があります。

それは、次の様なことです。

最初に、こちらの英語力を確認 しようとする

先方は、日本人が普段、英語を使う民族ではないという事は知っています。

そのため、ビジネスの話をする上で、この人は、どれくらい英語ができるのか?
それを最初に確認しようとします。

その結果、こちらが、あまり英語が得意ではない、ということが分かれば
相手は、それに合わせて対応してくれるようになります。


現地でのやるべきこと その1

では、具体的に、どうすればよいかというと・・・

絶対に、実力に見合わない表現 や 発音 をしてはいけません。

映画に出てくるような、クールな表現や、難しい言い回しの表現を使用してはいけません。
また、発音も、少したどたどしい位の下手な発音でいいんです。

最初の、自己紹介や、初対面での会話の時に、用意しておいたあいさつ文などを
やたらに流暢に話す人がいますが、これ・・・完全に逆効果です(笑)

 「なんだ、こいつ日本人だけど、英語できるんだな」 と思われたら、
相手は、普段どおりにしゃべりだします。

ついていけません・・・(笑)

私の知り合いの商社の方も、「日本語なまりの英語」を使います。
でも、これが完全に「ヘタうま」になっていて、おもしろいように相手に伝わるんです。

その方に言わせると、相手に「英語が苦手がなんだな」と思わせることで
向こうから歩み寄ってきてくれて、ビジネスが円滑に進むと言っています。

発音については、英語の実力が上がるのにあわせて、段階的にステップアップした方が
ビジネスはやりやすいと思います。


やるべきこと その1
流暢にしゃべろうとしない、ヘタうまな英語がベスト!


現地でのやるべきこと その2

海外出張で必ずやって欲しい事、それは
     できる限り、自分から積極的に話すということです。

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恥をかきたくないという気持ちから、全く会話をしない方は多いです。
気持ちは分かります。

でも、そんな時、次の事を考えてみて下さい・・・
 「 その態度が、相手にどう映るか 

日本に来た外国人が、一言も会話をしないで帰ったら、どう思いますか?

日本語が出来ないんだから仕方ないよな、と同情はするかもしれません。
でも、ビジネスマンとしての評価は…?

それと同じ事です。

同情はされるかもしれませんが、ビジネスの相手とは思ってもらえないでしょう。

自分に意見が無い、あっても表現しない」 という事に関しては
海外の方は、日本人が思っているより厳しくとらえます

また、自分から話す事は別のメリットがあります。

それは、こちらの使った「文法」や「単語」を使って話しかけてもらえるということです。
自分が使った表現や単語なのだから、当然分かりやすいですよね。

話しかければ話しかけるほど、楽になっていきます
このメリットは、本当に大きいです。

相手の言っていることが理解できないから話さないのではなく、こちらから片言でも話しかけて
自分にも分かるレベルで、なるべく話してもらえるようにしていく」 という事がポイントです。


やるべきこと その2
自分から積極的に話しかける、意見は伝える


相手が求めているもの

英語を少し勉強しているビジネスマンの方が、陥りやすい事があります。

それは・・・
「ビジネスとは別の、自分のできる会話をしたがる」

つまり、英会話そのものに価値 を置いてしまうことです。

学生なら、それでも良いのでしょうが、ビジネスで来ています。
先方も、あなたと英会話を楽しむ為に、その場にいる訳ではありません。

 自分から積極的に話しかける場合、
必ず、 業務や製品など、今回の 出張の目的 となる話題 にして下さい。

仕事に関係の無い日常会話は、人間関係が良くなるので、たしかにおススメです。

しかし、仕事の話抜きでの日常会話は意味がありません。
あくまで、仕事の会話  +(プラス) 日常会話  と考えて下さい。

前回の「準備編」に書いてあることが実践されていれば
重要な「キーワード」は、押さえてあるはずです。

キーワードに関する事を、なるべく、こちらから積極的に話しかけることで、
相手も、キーワードに関する話をするでしょう。

そうする事で、あなたの「準備編」での 事前学習が、がぜん活きてくることになります。

そして、あなたの持っているスキル知識が、先方に伝わります。

準備編でも書いたように、重要なのは、英語の能力ではありません。
あなたの業務上の 「 スキル・能力 」 がどうなのか?ということです。

それを、きちんと先方に示すことも、あなたの出張の目的のはずです。


現地でのやるべきこと その3

いよいよ最後の3つ目です。

それは・・・
あなたにとってのキーパーソンを見つける

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今後も、仕事の上でつきいあいがありそうな方とは、 名刺交換などをして
メールアドレスはしっかり押さえておきましょう。

キーパーソンを見つける上で、大事な点は次の事です。
「 あなたのポジションとつりあっているかどうか?」

あなたが、現場の担当者であれば、相手が重役や部長などでは今後の接点があるとは思えません。
やはり、キーパーソンは、先方の、現場の担当者が良いでしょう。

逆に、あなたが部長や課長であれば、それに見合った方が、キーパーソンとなります。

取引先、顧客など会社間の関係などによって、立場が違うでしょうが、
必ず重要となるキーパーソンが見えてくるはずです。


やるべきこと その3
キーパーソンを見つけろ


まとめ

  • 流暢にしゃべろうとしない、ヘタうまな英語がベスト!
  • 自分から積極的に話しかける、意見は伝える
  • キーパーソンを見つけろ

これで、「準備編」、「現地編」 と 英語を使っての海外出張そのものは終わりです。

次回は、「帰国編」ということで、出張から帰ってからやるべきことについてお届けしたいと思います。

 ⇒ 【海外出張3】 仕事の出張で海外へ!でも英語が・・・という人が最後にやるべきこと

それでは、また!

  

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