今日は、天気予報 についての話題です。
天気予報って、ずっと先まで予報されれば便利だと思いませんか?
ゴルフや旅行といった屋外でのイベントがある時、なるべく早く天気を知れれば助かりますよね。
GW(ゴールデンウィーク)、夏休み、そしてお正月といった、まとまったお休みが取れる時期に、雨が降るのか、晴れるのかで旅行のプランって変わりますからね。
1か月前とは言わなくても、せめて2週間位前に、天気の状態が分かれば余裕を持って
「 予約のキャンセル 」「 新たなホテル・旅館の予約 」「 新たなイベントの予約 」が出来そうです。
テレビのニュースなどで、2週間 またはそれ以上の期間の天気予報を聞いたことがありません。
「1週間」 というのが、現代の天気予報の限界なのでしょうか?
天気予報の期間
さっそく、気象庁のホームページで確認してみました。
気象庁のHPはこちらから http://www.jma.go.jp/jma/index.html
この中に「予報業務の審査基準」というのがありました。
気象庁(国土交通省)が天気予報業務に関する業務の範囲が書かれていて、その中の「予報期間」というのがあります。
法律系の文章・表ですが、難しくはありません意外と単純明快でした(笑)
さて、この表によると・・・
中期予報(7日間先以内)が、週間天気予報に該当していますね。
さて、問題はそれ以上の期間での予報。
長期(1ヶ月予報、3ヶ月予報、6ヵ月予報)というがあります。
「 な~んだ、1か月予報っていうが、ちゃんとあるんだ 」 と思いつつも
「 ん?? それにしても、3ヶ月、6ヵ月なんて予報可能なの?? 」 と早くも疑問
よく見ると、一番右の欄に「最小の時間単位」というのがあります。
長期予報の3ヶ月と6ヵ月については、1か月以上となっています。
つまり、1か月単位での予報をしなければならないということで、○月○日の天気といった「日を単位」としてはいけないようです。
これでは、GW(ゴールデンウィーク)や 夏休み、お正月の予定のために使用する天気予報としては、まるで意味がありませんね。
長期予報(1か月予報)でも5日以上が最小単位、まだ、ざっくりです。
ただ、注目すべきが「ただし書き」にありました・・・
「 ただし、10日間先まで中期予報の最小時間単位を用いてもよい 」
10日間までの予報 なら、中期の予報の最小単位 6時間 でよい。
つまり、週間天気予報と同じスタイルでの天気予報が出来るということです。
という事は・・・
2週間(14日間)は無理だとしても、おそらく10日間の予報をしているところが、あるはず!
10日間予報で検索してみました・・・
ありました!日本気象協会tenki.jpで「 10日間天気 」というのを出しています。
日本気象協会tenki.jpの「 10日間天気 」は、こちら http://www.tenki.jp/week/
ちゃんと週間天気予報と同じスタイルで、10日間分の天気予報がされていますね。
気象庁の予報には信頼度が表示
では、本家の気象庁では、10日間予報は・・・というと、これが無いんですよ。
気象庁では、週間天気予報(7日間)しか出していませんでした。
しかし、その代わり、気象庁の週間天気予報では、おもしろい表記があることを見つけました。
「 信頼度 」というのがあって、A B C が割り当てられています。
この意味はというと、以下の通りです。
Aだと、明日の天気予報と同じくらいの精度だと自信をもって予報しているという事になります。
B以降の信頼度の表現は、ちょっとビミョーですが・・・
実際には、Aは少なく、ほとんど B か C なのかもしれません(笑)
ただ、普段テレビのニュースで見る週間天気予報には、こういった「信頼度」の表示など出てませんから、これはとても便利だとは思います。
残念ながら、気象協会tenki.jp の「 10日間天気予報 」には信頼度の表示はされていません
天気予報は10日間までが限界?
気象庁(国交省)が定めよって、週間天気予報の様なスタイルは「 10日間 」が限界です。
では、2週間分の天気予報を、日単位で知るのは無理なのでしょうか?
いえ、実は別の方法があるんです。
それは次回に・・・
次回 はこちらから ⇒ 気象庁は出しているのか!? 天気予報 長期(2週間・月間)の予報を知る方法 その2
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