ハロウィン というと、何を思い浮かべますか?
お化け?魔女?
お化けでも、印象的なのが、かぼちゃ のお化けですよね。
実は、あのかぼちゃのお化けには、ちゃんと名前があるんです。
ジャック・オー・ランタン
このジャック・オー・ランタンって、決まって黄色やオレンジ色のかぼちゃですよね?
日本で普通に食卓に並ぶかぼちゃの皮の色は、濃い緑色
普段スーパーでも、黄色やオレンジ色のかぼちゃって、なかなか見かけませんよね。
一体どんな種類のかぼちゃなのか?
今回は、そんなジャック・オー・ランタンに使われるかぼちゃの種類についてせまってみたいと思います。
また、育て方についても簡単にまとめてみました。
ハロウィンのかぼちゃの種類
さて、いきなりですが、日本のかぼちゃって英語で何て言うか知っていますか?
Pumpkin(パンプキン)
そう答えた方が多いと思います。
実は、アメリカなどでは、日本のかぼちゃ(皮が黄色やオレンジ色では無いもの)はパンプキンとは呼ばないんです。
Squash(スクウォッシュ)
こう呼ばれています。
アメリカ人がパンプキンと言う時、それは皮が黄色やオレンジ色のかぼちゃに限ってなんです。
意外と知られていないかもしれません。
ハロウィンで使われるかぼちゃは、当然パンプキンと呼ばれるものですが、一体どんな種類があるのか、見ていきましょう。
ハロゥインで使われるかぼちゃとは
ハロウィンで使われるかぼちゃの種類には次のものがあります
- ペポかぼちゃ
- プッチーニ
中型種
- ハロウィンかぼちゃ
- ベビーパム
- 紅かぼちゃ(サンシャイン)
大型種
- アトランティックジャイアント
ここに挙げたのはメジャーな品種ばかりです。
ハロウィンのかぼちゃといっても、実は、色んな種類があるんですよね。
日本でも、ハロウィンの時期になると、小型種のペポかぼちゃや、プッチーニ、そして中型のハロウィンかぼちゃ、ベビーパムなど、ホームセンターでよく見かけます。
さすがに、大型のアトランティックジャイアントは、あまり見かけません。
重さも、大人の体重位あって、家に置く場所も無ければ、運ぶのも大変だし、何よりハロウィンが終わって廃棄するのも大変です(笑)
アメリカのホームセンターなどでは、ハロウィンの時期、駐車場の一角をこれらの大きなカボチャが並びます。
アメリカ人は、大きいものから、小さいものまで色々買い込むのが一般的です。
それぞれのかぼちゃの種類によって、飾り方を変えているんです。
かぼちゃによって楽しみ方が違う
アトランティックジャイアントは、アメリカなどでは玄関先や玄関の中にドーンと置いたりしますが、日本では一般的ではないので、ここでは、小型と中型に絞って、楽しみ方をまとめました。
ハロウィンでは、そのまま置いて飾りとする感じです。
ジャック・オー・ランタン(かぼちゃのお化け)にするには、かぼちゃに、直接ペンやシールなどを使って顔を作ります。
もちろん、中身をくり抜いて作ることも可能ですが、中にろうそくを置いてランタンとするのには、ちょっと小さすぎて不向きです。
しかし、日本のかぼちゃか、少し大きい位のものが多いので、ハロウィンでは人気のサイズです。
中身をくり抜いてジャック・オー・ランタン(かぼちゃのお化け)にするのは、まさにこのサイズがピッタリ!
ランタンにして、中に、ろうそくや電飾で光らせます。
ハロウィン用のかぼちゃは、基本的には食用ではないと考えておいたほうが無難です。
紅かぼちゃなどは、例外で甘くて美味しいようです。
しかし、食用もできると言われてプッチーニを食べましたが、特においしくはありませんでした。
また、同じ品種でも食用として売られているものと、ハロウィンといった飾りように売られている場合もありますので、もしも食用として楽しみたい場合には、事前にお店に確認したうえで購入した方が良いでしょう。
ハロウィンかぼちゃの育て方
ハロウィンのかぼちゃを、家庭菜園で作るという方が増えているようですね。
ホームセンターの園芸コーナーで、ハロウィンかぼちゃの種(たね)が以前に比べて、随分売られるようになりました。
ハロウィンかぼちゃ以外にも、ペポかぼちゃなども売られています。
ペポかぼちゃは、その見た目からなのか、おもちゃかぼちゃという名前で売られていました。
家庭菜園でも鉢植えや、プランターで楽しみたいという方は、このおもちゃかぼちゃがおススメです。
かぼちゃの育て方は、日本のかぼちゃと変わりません。
栽培時期は、品種によって多少違います(種の袋に書いてあります)が、ハロウィン用だと、6月から8月位になります。
育つまで 2ヶ月~2ヶ月半が目安です。
育て方について簡単に解説しておきます。
- 種植え
中型のかぼちゃを作る場合には、80cm程度の間隔で1か所に3粒程度の種を植え、水をやる - 発芽
種は1週間程度で芽を出す - 芽欠き
しっかりとした葉が数枚出た段階で、同じ場所から複数の芽が出ているものは1つだけを残して取り除く - 水やり
水は、土が乾燥したら、たっぷりと与える - 受粉
花が咲いたら、雄花の花粉を雌花のめしべにつけて意図的に受粉させる - 収穫
実がなってそのかぼちゃ本来の色が付いたら収穫するタイミング
自分で育てたかぼちゃでのハロウィン!
子供にとっては、とても良い思い出になりますね。
他のハロウィン記事(題名:ハロウィンのかぼちゃの由来!最初はかぶだった!?)で、ジャック・オー・ランタンの作り方を動画で紹介してます。
是非、あわせてご覧になってみて下さい
ハロウィンに関するその他の記事
ハロウィンに関する記事に以下のものもあります、是非、ご覧になって下さい。
まとめ
種類
小型種
そのままで飾りとするか、かぼちゃの表面にペンやシールで顔を書く
- ペポかぼちゃ
- プッチーニ
中型種
中をくりぬいてジャック・オー・ランタンにするならこのサイズ
- ハロウィンかぼちゃ
- ベビーパム
- 紅かぼちゃ(サンシャイン)
大型種
大きさも重さもかなりある(廃棄も大変)
- アトランティックジャイアント
育て方
- 普通のかぼちゃと同じ、小型種ならプランターなどでも育てられる。
あとがき
子供の頃、ハロウイン用に、プッチーニの種を植えて育てたことがあります。
たくさん育てて、友達にもあげようと考えていたのですが、雄花と雌花で人口受粉する必要があることに気付かず、放っておいたので2個しか出来ませんでした(笑)
それ以来、すっかり育てることはなく、ホームセンターに行って出来上がっているかぼちゃを買うだけになりました。
でも、子供にとって、種から植物を育てるという経験は、とても貴重だったと思います。
幼稚園や小学生のお子さんがいる家庭ななら、好きな品種の種を買って、育てたかぼちゃで、ジャック・オー・ランタン(かぼちゃのお化け)を作ってみるのをおススメします。
小型種ならプランターを使ったかベランダ菜園なんかでも、十分できます。
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