シャアザクなぜ3倍速?見えてくる「シャア英雄化計画」その②

さて、前回は

シャアザクがなぜなのか?

というところにスポットを当てて、その裏に見える「 シャア英雄化計画 」について話をしました。

もし、ご覧になっていない方は、こちらからご覧いただけます。
シャアザク なぜ 赤いのか? 見えてくる「シャア英雄化計画」 その①

今回は・・・

シャアザクが、なぜ通常の  3倍 のスピードが出せたのか?
107594にフォーカスし、そこからあらためて「シャア英雄化計画」に迫ろうと思います。

前回と同様、全くの想像 と 推論ですので、気楽に見てくださいね(笑)

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シャアザクが3倍速い理由(一般説)

133951シャアザクは、通常の3倍の速度

これなんですよね~
子供ごころに「かっこいい!」とグッとハートをつかまれました(笑)

でも、なぜ3倍速なのか?

これには、一応、答えがあるんです。 

蹴って推進力を増す

シャアは、ルウム戦役(サイド5)で連邦軍の戦艦5隻を沈めて「赤い彗星」として、連邦軍から恐れられます。

この戦いで、通常の3倍のスピードで移動したことが、伝説となったわけです。

第08MS小隊(映像特典)」で、この「ルウム戦役」について触れられています。

これによると・・・

移動の際、シャアは、ザクのバーニアの噴射による推力だけでなく
甲板や隕石などを足場として蹴り出し推力を増した

 つまり、自分の脚をカタパルトの様に使うことで、スピードアップしたというのです。 

133946たしかに、シャアは天才的なパイロットなので、そういうことはやるのでしょうね。

でも、本当にそれだけで、3倍もスピードアップ??

どうも、この説明だけでは、しっくりとこないんですよね・・・

3倍速の真実

シャアのザクは、ガンダムと、宇宙 や 地球で 「 空中戦 」をしています。
そこには、踏み台や足場などありません。

それでも、他のザクに比べて、明らかに性能がいいですよね?(笑)

シャアザクって、そもそも他のザクと機体の性能が違うのでは?
そんな気がしてなりません。

試作機

ルウム戦役の頃、既にグフや、ドム、ゲルググの開発は、かなり進んでいたと思われます。
そうでなければ、すぐに、あれだけ量産できませんからね。

開発段階では、必ず試作機が作られます。

試作段階で、システムのテストをする為、既存のきょう体(ボディ)を使うことはよくあります。

間違いなく、グフ や ゲルググ も、システムのテストにおいて、ザクを使用したでしょう。

そう、シャア専用のザクは、見た目こそザクだけども・・・実は

082059 最新型のシステムを搭載したザク(試作機ではないかと思うんです。

通常のザクよりはるかに性能が良いモビルスーツに、天才パイロットが搭乗する。
 それが「3倍速」の真実だと思います。

試作機を投入する本当の意図

では、なぜ試作機の状態で、実戦投入をしたのか?

開発が間に合わなかったから? 

いえいえ、これは、別の意図があったと思います。

ここで登場するのが、「シャア英雄化計画」です。

「ルウム戦役」は、ジオンにとっては、戦力的に圧倒的に劣っている中、必勝を期した戦いでした。135886

この戦いで勝利すれば、局面は圧倒的に有利となるからです。

ルウム戦役後の展開を有利に運ぶために、「シャア英雄化計画」があったと考えると、ただの中尉であったシャアに、なぜ、この特別な試作機を使わせたのか?

その事の説明が、つきます。

シャア英雄化 計画

シャア英雄化の計画については、すでに前回お伝えしたので、ここでは要点だけ説明します。

シャア英雄化計画は、キシリアやドズルが中心となり、シャアを英雄化することで
ジオン側、そして連邦側に心理的な影響を与えようという・・・・

ジオンの内外に向けたプロパガンダ(意識付けのための宣伝)戦略

のことです。

その狙いには、以下のものがあります。

  • ジオン公国国民に対して
     戦争意識高揚のため
  • 自軍(ジオン軍)に対して
     士気高揚ため
  • 連邦軍に対して
     脅威の意識を与えるため

見た目がザクである意味

話を元に戻しましょう。
なぜ試作機の状態で実戦投入したか?  でしたよね。

これを別の言い方をすれば、プロパガンダを成功させるために、なぜ、新型機としてではなく、 ザクの姿をした試作機のままなのか? 

ということですよね。

プロパガンダを成功させるには、シャアを英雄化する必要があります。

 もしも、仮に新型モビルスーツで、シャアが同じ戦果をあげたとしても、どうでしょう?

それは、「モビルスーツが、すごかった」 で終わってしまいませんか?

連邦とは引き続き、モビルスーツ開発競争が進むだけでしょう。
ジオン側へのプロパガンダとしても弱いです。

あくまで・・・

ザクのままで、圧倒的な戦力を発揮 する 

ということが、シャアの英雄化として重要なポイントだったのです。

それ以外にも、見た目がザクであれば、敵が、その戦闘能力を見誤り、シャアがより戦果を
あげやすい状態になったと思われます。

赤い彗星の誕生

 さて、こうして 「赤」 と 「速さ」 を兼ね備えた シャアザク は、やがて

赤い彗星

と呼ばれ連邦から怖れられる存在となります。

それにしても、「赤い彗星」っていいネーミングですよね。
かっこいいし、自然と記憶に残りますよね(笑)

これ、仮に英語であっても 「 Red Comet (レッドコメット)」
とても発音しやすいですし、印象的な名前となります。

実は、この「赤い彗星」という異名も、「シャア英雄化」のプロパガンダの一環  だと思うんです。

092811とういのも、この名前、カッコ良すぎるんですよね(笑)

第2次世界大戦のドイツで、エルヴィン・ロンメルという元帥がいます。
ロンメル将軍のことです。

彼の異名が「砂漠の狐(きつね)」でした。

この名前は敵国のイギリス軍が付けたと言われていますが、その名前の意味に
狡猾(こうかつ)、ずるがしこい といった悪い意味をもたせているようです。

この様に、普通、純粋に敵側に異名をつくらせれば、悪い意味の名前がつけられます
先のロンメルの例でいけば、間違っても「砂漠の彗星」などとは呼ばれないでしょう(笑)

「赤い彗星」というのは、ジオン側で事前に用意されていたとしか思えません。 

シャアザク以降の シャア専用モビルスーツ

179456さて、シャアザクでは、圧倒的な力の差をガンダムに見せ付けていました。
しかし、シャア専用が、ズゴック、ゲルググと進むうちに、どんどん弱くなります(悲)

もちろん、アムロがニュータイプとして覚醒(かくせい)していったことが
大きかったとは思います。

だが、それにしても惨めなくらい弱体化していっていますよね。

シャアも一応、ニュータイプのはずだし、モビルスーツの性能も上がっているはずなのに・・・

これは、ジオンのモビルスーツ開発のスピードが遅くなり、それほど差のあるシステムが
搭載できなかった
からではないかと
思います。082990

ゲルググの時点では、単に色を赤にしただけではないか?
そんな印象さえ受けます。

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シャアザク まとめ (前回・今回)

  • シャアザク は、「 シャア英雄化計画 」実行の為に開発された特殊なザク(試作機の転用)
  • 計画の達成には、① 目立つこと ② 圧倒的なスピード・戦力 が必要
  1. 目立つこと
    • 機体の色を、赤にする
    • 「赤い彗星」という異名を広める
  2. 圧倒的なスピード・戦力
    • その時の最新のシステムをザクに搭載
    • 最新の試験機と天才パイロット(シャア)の融合081377

あとがき

ガンダムって、ニュータイプを題材にしているからなのか、はっきりと説明しないシーンが結構ありますね。
子供に想像させようということなんでしょうかね?

084160意味深な発言が多いので、こっちもどんどん勝手にかんぐります(笑)
でも、これって、いろんな自説・自論が展開できるんですよね。

世界史の逸話などとガンダムを比較しても、おもしろそうですし、
心理学の観点から、ガンダムの人物像を見ても、これもおもしろそうです。
ギリシャ神話との関係も比較したらおもしろそうです。神話の名前が、作品中かなり使われています。

歴史の事実を大胆に予想するのも面白いですが、こういうフィクションを大胆に予想するという事も
面白いですね、やみつきになりそうです(笑)

また、何かいい題材があれば、遊んでみたいですね。

  

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