今すごい人気のブルーボトルコーヒー
コーヒー業界のAppleと呼ばれ、日本に進出してきました。
まだ、お店には行ったことがありません。
創業者のジェームズ・フリーマンは、元クラリネット奏者、日本の喫茶店に感激を受けたのが、ブルーボトルコーヒーを作るきっかけになったとか。
一度、行こうとは思うんですけど、ちょっとためらっています(笑)
スタバやタリーズとは違ったコンセプトで、アメリカで人気急上昇ということですが、
そのコンセプトの一つが、「豆の新鮮」さ。
新鮮な焙煎豆って、正直言うとちょっとなぁ~という感じです。
久しぶりのコーヒーシリーズを、お届けします。
今回は、ブルーボトルコーヒーに迫りたいと思います。
ブルーボトルコーヒーの売り
ブルーボトルコーヒー、コーヒー業界のAppleと呼ばれていて、一気にアメリカで人気になりました。
まさに、革命児 という感じです。
一体何に、「革命」を起こして、どんなものが売りなんでしょうか?
まずは、それを見ていきましょう。
アンチ・スタバ(スタバが嫌い?)
ブルーボトルのコンセプトは、コーヒーチェーンだけど、個人の喫茶店の雰囲気が味わえるようなお店の様ですね。
どうも、ジェームズ・フリーマンは、スタバが嫌いなようです。
スタバがやっていることと、ことごとく違う路線展開をしています。
どんな路線で行っているのかというと・・・
第1のポイント : マイクロブリュー
マイクロブリューといって、一杯一杯、注文を受けてからいれています。
これが、今全米で大ブームになったとか・・・
スタバの様に、大量にドリップしておいて、注文が入ったら、それを注ぐのではなく、注文を受けてから、その人の為に注ぐということですね。
アメリカでは、このやり方は斬新です。
衝撃が走るのも分かります。
でも、日本の喫茶店なら、当たり前のこと・・・
なんですけどね(笑)
第2のポイント : 豆の新鮮さ
さて、いよいよ、豆の新鮮さについてです。
ブルーボトルでは・・・
「豆を焙煎してから、48時間以内のもの」
しか使用しないということです。
これが、ちょっと残念なんですよね・・・
焙煎してすぐのコーヒー豆は、お湯とコーヒーが馴染みにくく、旨みや香りが充分に抽出されません。
さらには、煙臭さがとりきれないので、豆の特徴が消えてしまいます。
最低でも、2日(48時間)以上は置いて、豆から余分な炭酸ガスを抜くようにします。
この工程をエージングと呼んでいます。
焙煎にこだわる店では、エージングに、2週間かけるというところさえあります。
ちゃんと保管された、飲み頃の豆で、淹れてもらえないのは、かなり残念です。
せめて、エージングした豆か、そうじゃないものかを、選べるようにして欲しいですね。
チェーン店の限界?日本の喫茶店のすごさ
今回、マイクロブリューで期待していたのは、豆の種類を選べるのか?
ということでした。
しかし、残念ながら豆の種類の指定は出来ないようですね。
さすがに、そこはチェーン店なので仕方ないですよね~・・・
実は、世界において日本の喫茶店の様に、何種類もある豆の銘柄を、指定して飲めるコーヒーショップは海外には、ほとんどありません。
実は、世界のコーヒーマニアは、日本の喫茶店に注目しているんです。
ブルーボトルがやろうとしているのは、まさに日本の喫茶店のチェーン化なんでしょうね。
星乃珈琲さんなんかが、やっていることなのかも・・・
スタバは、日本の喫茶店にないスタイルで、人気が出ました。
ブルーボトルは日本の喫茶店の要素を取り入れることで、アメリカで人気となりましたが、さて、日本ではどうなんでしょうね・・・
日本の喫茶店の、コーヒーのレベルは、ものすごく高いですよ。
是非、こだわりのある純喫茶などで、本物のコーヒーを飲んで欲しいと思います。
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まとめ
- マイクロブリュー
- 豆の新鮮さ
マイクロブリュー
注文を受けてから一杯ずつ淹(い)れる 日本の喫茶店スタイル
豆の新鮮さ
ブルーボトルでは焙煎後48時間以内の豆を使用
(エージングはあまりさせない豆を使う)
あとがき
ブルーボトルコーヒー、ちゃんと飲んでから、書こうと思っていたんですけど、なんだか混んでるのもあって、なかなか足が向きません(笑)
でも、こうやってコーヒー文化で話題になるのは、なんかウレシイですよね。
日本の喫茶店のレベルの高さは、本当驚きですよ。
コーヒーって、アメリカやヨーロッパが本場だと思われていますが、その本場を越えてしまったのが、日本の喫茶店です。
個人的には、スタバなどのシアトル系コーヒーも実は、大好きです。
誰かと、おしゃべりしながら飲むのには、気楽でいいです。
でも、しっかりコーヒーに集中して味わいたい時は、喫茶店ですね。
豆の銘柄を指定できるなんて、こんな贅沢はありません(笑)
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