新劇場版 破 ヱヴァンゲリヲン 家を出るシンジ、使徒出現              (22.それぞれの出撃)


この内容は完全にネタバレになります。
映画をまだ見ていないという方は注意願います。


前回は、救出されたアスカには、使徒の汚染があり厳重に隔離されていて、それを見つめるリツコとマヤのシーン、そして、エヴァには乗らないというシンジに対し、ゲンドウがネルフを去るように伝えるシーンでした。

今回は、シンジがミサトの家を出るが、使徒が来襲し地下のシェルターに行くことになります。また、使徒を殲滅すべくマリが2号機に乗って出撃するシーンになります。

前回分をご覧になっていない方は、是非、ご覧ください。

【前回】新劇場版 破 ヱヴァンゲリヲン 救出されるアスカ、ネルフを去るシンジ  (21.再び心を閉ざす )

ミサトの家を出るシンジ、使徒の出現

ミサトの家から去るシンジ

ミサト
「分かってると思うけど、ネルフの登録を抹消されても監視は続くし行動にはかなりの制限がつくから。  忘れ物、鈴原君と相田君から何度も留守電が入ってる、心配してるのよ」

シンジ
「別に要りません、置いてったものですから」

ミサト
「レイやアスカのことも聞かないのね… 本当はね、私だって人類や世界のことなんてどうだっていいのかもしれない。
結果として、今こんな立場になってるけど、最初は死んだ父に少しでも近づきたくてネルフに志願しただけなの。
あなたが碇司令に必要とされたくてエヴァに乗ったのと同じように。

だから私は、あなたに自分の思いを重ねてしまった、それをあなたが重荷に感じていたのも知ってる。
今あなたがエヴァに乗る目的に失望してしまったことも知ってる。けど、それでも私は、あなたに!

あの日、レイは碇司令も呼んでいたの…
シンジくんに、お父さんと仲良くなってほしかったの、一緒に笑って欲しかったの…」

シンジ
「僕はもう、誰とも笑えません」

 怖さによる孤独、怒りによる孤独

バッグ持ち上げるところから始まるこのシーン。
そのバッグがしなりかた、そして型崩れをしない状況から、中身が非常に重く、かなり物が詰め込まれているということが分かります。
そして、家のドアが開くシーンに切り替わり、シンジがミサトの家を出ていくのだということが、自然と分かるようになっています。

さりげないシーンですが、玄関の上からのショットといい、ペンペンの立ち位置といい、よく考えられている構図の様に思います。

その後、ミサトの家の部屋の中が映されます。
いつもどおりシンジによって、キレイに片付けられているキッチンとダイニング、椅子が一つだけ出ていますが、いつもシンジが使用しているものです。

ミサトがシンジの手を取ろうと駆け寄ると、シンジは境界線をまたぐかの様に家のドアの外へと出ます。

「序」の時には、手を取ることでシンジは戦いの場に戻る決心をしましたが、今回は手を取らせませんでした。

序の時にエヴァに乗らないと言ったのは、エヴァに乗るのが怖かったから、そこから逃げ出したかったからです。
そして、女性に手を握ってもらう事で、安心もして戦いに挑む勇気を得ることが出来ました。

しかしながら、今回はシンジがエヴァに乗らない理由は、怖いからでもなく逃げ出したいからでもありません。
父ゲンドウの理不尽さに対する怒りによってエヴァに乗るのを拒否しているのです。

手をつながれることも拒絶、そして笑う事も拒絶。
それがシンジに出来る精一杯の怒りの表現なのでしょう。

 使徒の出現、それぞれの出動

マリ
「ヘックション!あ~さぶ~! んしょっと、さすが新型、胸もぴったりで、気持ち、いい!」

 カヲル
「時が来たね」

 謎の組織 IPEA

マリが、封印されているエヴァ2号機の扉を開けている時、その扉の表面にはIPEAと何やら組織名らしきものが…
相変わらず何も説明が無いので、これが何なのか分かりません(笑)

 マリの出動、そしてカヲルも

マリの腕の傷は回復したようで、包帯をほどいてプラグスーツを着ています。
また、同じタイミングで、カヲルもプラグスーツを着ています。
「時がきた」という謎の言葉を吐いていますが、使徒の出現、そして、マリの2号機での出動は、カヲルの出動とリンクしているのでしょう。

マリがネルフ本部から2号機を一人で封印を解いて動かせるはずがないので、加持が何か裏でしているのは間違いないでしょう。
また、同時にカヲルが出動するということも、恐らくゲンドウか、加持から出動するように何か指示がいっているのだと思います。
というより、裏死海文書と呼ばれるもののシナリオ通りなのでしょう。

冬月
「目標は?」

シゲル
「現在、進行中です。旧小田原防衛線を突破されました」

ミサト
「ここまで衝撃波が届くなんて、ただ事じゃないわ」

シゲル
「地表全装甲システム融解!」

マコト
「24層すべての特殊装甲が、一撃で」
 
冬月
「第10の使徒、最強の拒絶タイプか、予想以上の破壊力だな」

ミサト
「総力戦よ、要塞都市すべての迎撃設備を突貫運用。わずかでもいい食い止めて…… エヴァ2号機?誰が乗っているの?」

マコト
「不明です、こちらからの出撃命令は出ていません」

シゲル
「いいから、市民の避難が最優先だ!」

マコト
「N2誘導弾の第3波を許可する!直掩(ちょくえん)に回せ!」

ミサト
「エヴァの地上迎撃は間に合わないわ!ユーロに協力を要請、2号機をジオフロントに配備して!零号機は?」

マヤ
「左腕を応急処置中、かろうじて出せます!」
 
ミサト
「完了次第、2号機の援護に回して、単独専行は危険だわ」

マコト
「了解」

ミサト
「初号機は?」

リツコ
「現在、ダミーシステムで起動準備中」

ミサト
「作業、急いで!」
 
ケーブルカーで逃げる市民
「市街地の方は…」
「おぉい、一体どうなっとるんだ」
「このままジオフロントのシェルターだ、この世で一番安全だよ」

シゲル
「目標、ジオフロント内に進入!」

マコト
「エヴァ2号機と会敵します!」

ミサト
「2号機との通信は?」

マヤ
「相互リンクがカットされています、こちらからは」

ミサト
「そう、一人でやりたいわけね」

 包帯対決?

この使徒は、ミイラの様に体を包帯の様なもので覆っています。
それが、装甲にもなり、また攻撃にもなるといった感じです。
つまり、包帯を着けたり外したりする使徒、そして、包帯を外したマリ、包帯で手を吊っているミサト、包帯で頭を巻いているリツコ、それらが一同に会して戦うといった「包帯対決」といったところでしょうか(笑)

 左腕に損傷

零号機を出動させようと状況を確認すると、「左腕を応急処置中…」との回答。
左腕を損傷といえば、マリも左腕を怪我していたし、ミサトも左腕を吊っている状態。
左腕の怪我というところに、なにやらこだわりを感じてしまいます。
何か元ネタや、意味があろうのでしょうか?

 リアルな振動へのこだわり

いつもながらのことですが、MGシリーズの砲撃で使徒を弾幕攻撃している時の、近くの電信柱(電柱)と電線の揺れがリアルです。
もちろん、砲撃による振動での揺れなど見たことありませんが(笑)
台風の時などの、電柱や電線の揺れってこんな感じだような~と、とても短いシーンですが、庵野監督の電柱愛を感じます。
ドキュメンタリーでも、電柱愛を語っていましたよね。

 

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【前回】新劇場版 破 ヱヴァンゲリヲン 救出されるアスカ、ネルフを去るシンジ  (21.再び心を閉ざす )

 

 

 

 

 







 

 

 

  

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