「姫路城」 世界遺産登録は何番目?国宝? そんな「なぜ」に迫ります

姫路城 」、平成の大修理と呼ばれる約5年間に渡る工事を終え、
美しい姿を再び現しています。

姫路城は別名‐白鷺(しらさぎ)城とも呼ばれる、白く美しい城です。

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でも、不思議ではありませんか?

なぜ? これほどまでに、姫路城が騒がれるのか?
他のお城や歴史的な建物と、一体何が違うのか?

そういった疑問について、まとめてみました。

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 国宝    国の宝です

姫路城は「国宝」に指定されています。
国宝に指定されたお城が、日本全体でいくつあるかご存知ですか?

答えは、5です。 

意外と少ないですよね。 重要文化財(重文)のお城は7つあります。

ちなみに、「 姫路城 」以外の国宝の城は、「松本城」「彦根城」「犬山城」「松江城」です。
これらを総称して、国宝五城(こくほうごじょう) と呼ばれています。

※ 2015年(平成27年)7月に松江城が、それまでの重文から国宝に指定されました

これらの城の天守は、全て江戸時代  または それ以前に建てられていて、今日まで保存されています。

観光地として有名な、大阪城、熊本城、名古屋城 などは、国宝にも重文にも指定されていません、それは明治時代以降に立てられた天守を持つお城だからです。

つまり近代になって復元されたお城(天守)ということですね。

世界遺産  世界の宝です

国宝四城のうち、世界遺産に登録されているのは「姫路城」のみです。

もちろん、日本のお城では唯一の世界遺産登録。

彦根城は、平成4年(1992年)に世界遺産暫定リスト入りをしたのですが
残念ながら見送られ続けています。

また、松本城も、平成18年(2006年)に世界遺産暫定リスト入りをしたのですが
こちらは現在はリストから外されています。

世界文化遺産に登録されるということは、本当に大変なことなんですね。

兵庫県「姫路城」が、ユネスコの世界遺産委員会により登録されたのが
平成5年(1993年)です。

なんと 奈良「法隆寺地域の仏教建造物」と並んで日本の世界文化遺産第1号の登録なんです。

これは、本当にすごいことです、まさに日本の宝、世界の宝ですよね。

古都京都の文化財 」は、翌年の平成6年(1994年)ですから
あの京都よりも早かったんですよね。

姫路城の歴史

姫路城を築城したのは、「 赤松 貞範(あかまつ  さだのり) 」だと言われています。
鎌倉時代から南北朝という騒乱の時代に、室町幕府を興す為に尽力した武将です。

1346年に姫路城を築いたとなっていますが、今の様な立派な天守を持つお城ではなく、砦(とりで)に近いものだったと思われます。

その後、大河ドラマにもなった
黒田孝高(くろだ よしたか) 通称:黒田官兵衛 」により大規模な改築が行われます。

今の様な、城の形となったのは、「関が原の戦い」の後に城主となった
池田 輝政(いけだ てるまさ)」の時代です。

尚、黒田孝高(官兵衛)の後に、城主となったのが豊臣秀吉(城主当時は、まだ 羽柴 秀吉)です。そして、その次が秀吉の弟、羽柴秀長が城主を努めています。
 
戦国時代のビッグネームが代々、この城の城主となっていたんですね。

それだけ重要な拠点にあった城という事が良く分かります。

そんな歴史上、重要な拠点となる城でありながら

400年以上の歴史の中で、一度も戦火の被害を受けていない

という事も大きな特徴です。 

その為、「不戦の城」という別名があります。

こういった保存状態の良さが、国宝や世界遺産に登録される上では大きな要因であったと思います。

ただ、不戦の城と呼ばれている姫路城も、一度だけ戦火の危機にさらされた事がありました。
それは、意外なことに武士の時代ではなく昭和の事です。

太平洋戦争で、姫路が空襲にみまわれた際
姫路城の天守閣に焼夷弾(しょういだん)が落とされたことがあったそうです。

幸運にも不発弾で火災にならずに済みました。

もしも、この時に燃えてしまっていたら・・・・
世界遺産はおろか国宝にも指定されることは無かったでしょう。

また、復元されなければ、お城を見ることすら出来なかったかもしれません。

姫路城のすごさ

姫路城のすごさは、まとめると次の様になります。

  • 国宝四城のうちの一つ
  • 日本の城で唯一の世界文化遺産
  • 日本の世界文化遺産登録第一号
  • 400年以上も天守が残っている
  • 有名な武将が代々城主となっている

こういったことが、先に挙げた「なぜ?」に対する回答です。

ただ、姫路城のすごさはこれだけではありません。
このお城のすごさは様々な人が楽しめるという点にもあると思います。

歴史の中で重要な役割をした城
京都、大阪から中国、九州へ抜ける要所であった為に、戦国時代では常に表舞台に登場する場所です。本能寺の変で、秀吉が中国大がえしをした時も、一旦、姫路城に入り体制を整えた後に明智光秀を討ちに出ています。
選択肢によっては姫路城にそのまま篭城(ろうじょう)ということもあったかもしれません。
まさに歴史のターニングポイントで登場した「現存する城」 という顔を持ち合わせています。

見た目の美しい城
白鷺城(しらさぎじょう/はくろじょう)と呼ばれるように、白漆喰で塗られた城壁の美しさは他の城を圧倒しています。
また、周りの景観とのマッチングも素晴らしく、多くの絵画や写真となっています。

技術としての美しい城
欧米人は、これが木造建築で400年以上の歴史があるということに驚愕します。
城作り、建築物としての技術美がそこにあります。
更に、戦国時代に次々と改良を加えられただけあり、見た目の美しさとはうらはらに戦う為の難攻不落の城で、その工夫が城の随所に見ることができます。そういった知恵の結晶としての美しさもこの城は、ずば抜けています。

もし行かれていないのであれば、この城に一度行く事をおススメします。
一度行かれている方でも何度でも行く事をおススメします(笑)

季節によって顔を変えますし、また上述した様に着目ポイントを変えるだけで、何度でも楽しめるお城です。
平成の大改修によって白くなっていますが、この姿が見れるも、ほんのわずかな期間で、すぐに汚れやカビなどで黒ずみが出てきてしまいます。

是非、白鷺城誕生当時の美しい姿を、その目に焼き付けて下さい。

姫路城へにアクセスや駐車場、開門時間などについて下記に載せておきましたのでご参考まで。

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姫路城へのアクセス・駐車場 

姫路城へのアクセス
最寄駅 JR姫路駅よりのアクセスには以下の方法でどうぞ

      • 徒歩 約20分 1km弱の一本道で迷うことはありません
      • ループバス 約5分 姫路城付近を廻る専用ループバスです
      • アクセスには便利ですが、事前に時刻表などを確認して おくことをおススメします     ⇒

神姫バス株式会社

    • レンタサイクル 約10分 無料です。姫路駅内の観光案内所で手続きをします(予約不要)

駐車場
 
姫路城には駐車場が無いので、周辺の駐車場の利用となります。

 姫路市まちづくり振興機構 ⇒ 姫路城周辺の駐車場
 姫路観光ナビ ひめの道  ⇒ 姫路城周辺の駐車場

姫路城ご案内

住所
〒670‐0012 姫路市本庁68番地

電話
079 ‐ 285 ‐ 1146

営業時間
9月1日‐ 4月26日  9:00 ~ 16:00(17:00閉門)
4月27日‐ 8月31日  9:00 ~ 17:00(18:00閉門)

定休日
12月29日・30日

料金
大人(18才~) 1,000 円
小人(小学生・中学生・高校生) 300円
団体料金 30人以上  大人800円、小人240円

混雑が予想される時期は、「安全対策集中期間」が設定され、大天守に登閣する
人数を制限しています(整理券を受け取る為には入城ゲートに並ぶ必要あり)
また、この期間は、開門が1時間早まります(8:00開門)
花見やお盆などの行楽シーズンは事前に確認しておくことをおススメします。

詳しくは、こちら
 ⇒ 姫路市 姫路城公式ホームページ

  

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「「姫路城」 世界遺産登録は何番目?国宝? そんな「なぜ」に迫ります」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしい内容であるのに対して, スポンサーリンクが下品で、とても残念です。あなたの品位が疑われますので、考慮された方が良いのではないですか?

    1. 桃太郎さん、コメントありがとうございます。
      スポンサーリンクは、記事に関連する内容と、訪問する方によってGoogleが自動的に判断するように設定してあるので
      こちらで決めているわけではないんです。
      今、自分で確認する分には問題無かったようですが、ご不快な思いをさせてしまって申し訳ありません。

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