新劇場版 破 ヱヴァンゲリヲン  エヴァ3号機 ネルフ松代基地             (17.ミサトと加持~アスカとミサト )


この内容は完全にネタバレになります。
映画をまだ見ていないという方は注意願います。


前回は、下校する3人(シンジ、トウジ、ケンスケ)ハズレくじを引くトウジ、そして、2号機の凍結で落ち込むアスカ、レイとアスカの対立のシーンまででした。

今回は、エヴァンゲリヲン 新劇場版:破の17回目、ミサトが加持と沖縄料理の店で飲むシーン、そして、3号機がネルフ松代基地へ輸送され、アスカがパイロットに選ばれるというシーンです。

前回分をご覧になっていない方は、是非、ご覧ください。

【前回】新劇場版 破 ヱヴァンゲリヲン   アスカとレイの対立             (16.ハズレのトウジ~エレベーター )

 シンジの部屋、沖縄料理(加持とミサト)

シンジの部屋

シンジ
「楽しみだな~食事会。けど、綾波の料理って大丈夫かな~… 父さんも、来ればいいのに」

 シンジ愛用のラジオ

シンジの机の上にあるラジオは、National Panasonic COUGAR No.7  BCLラジオ 3バンドレシーバーという実物のラジオです
(今でも、中古品で3万円程度で売られていたりします)
1970年代に流行ったもので、庵野監督の子供時代に使用していたものなのかもしれませんね。

ウォークマンのS-DATといい、当時をしのばせるものがちょくちょく登場します。

父ゲンドウの持ち物を引き継いだという設定なのでしょう。


 加持とミサト(沖縄料理のお店にて)

ミサト
「あの新型のダミーシステムってやつ、なんか!いけすかないんだけど~!」

加持
「ゴルゴダベースからの厳封直送品だからな~。得体は知れないままだ」

ミサト
「そんな危なっかしいもんにエヴァ預けるなんて、気がしれないわ!」

加持
「人間だから、あのエヴァを任せておける…ってことか? 信用されてるな、シンジ君は。いや、シンジ君だからこそ、か」

ミサト
「それより、Seeleとかいう、うちの上層組織の情報、もらえないかしら?」

加持
「例の計画を探りたいのなら、止めておけ」

ミサト
「そうもいかないわ。人類補完計画、ネルフは裏で何をしようとしてるの?」

加持
「それは… 俺も知りたいところさ…… 久方ぶりの食事だってのに、仕事の話ばっかりだ」

ミサト
「学生時代とは違うわよ。色んなことも知ったし背負ってしまったわ」

加持
「お互い自分のことだけ、考えてるわけにはいかないか」

ミサト
「シンジ君たち、もっと大きなものを背負わされてるし」

加持
「ああ、子供には重過ぎるよ。だが、俺たちはそこに頼るしかない」

ミサト
「はい。ええ、分かってるわ。日付変更までには結論出すわよ」

加持
「リッちゃんか?」

ミサト
「そう。3号機テストパイロットの件で矢の催促」

加持
「人選は君の責任だからな」

ミサト
「それはそうなんだけど~ 3号機到着の予定がずれちゃって… よりによって、この日なのよね」

1968年 学生運動 、そして沖縄返還

沖縄料理のお店でかかっているBGMが、またまた古い曲。
ピンキーとキラーズの「恋の季節」 (1968年7月)

ちなみに、この1968年頃は、そして、沖縄返還で沸いていた時期で、
1971年に沖縄が米国から日本へ返還されます。

また、この1968年は学生運動まっさかりの頃。
学生たちが資本主義社会ではない、誰もが幸せに生きることの出来る国、米国に従うだけではない日本を夢見ていた時代でもあります。

「学生時代とは違うわよ。色んなことも知ったし背負ってしまったわ」
「お互い自分のことだけ、考えてるわけにはいかないか」

加持とミサトの、セリフには何かそことリンクさせる部分があります(もちろん、時代が違うので加持とミサトが学生運動に参加していたということではありません)

 ゴルゴダベース

前回も記載しましたが、ゴルゴダはウルトラマンAでゾフィーやウルトラセブンといった兄弟たちが十字架にかけられてしまう星の名前です(ゴルゴダ星)、そしてそれは、イエス・キリストが処刑のために十字架に磔にされた場所が、ゴルゴダの丘です。

北米ネルフのゴルゴダベースが破壊して、そこにあったエヴァ3号機が十字架で運ばれてくる。
なんとも複雑な気持ちにさせてくれます。

 ミサトの携帯の着信音

リツコから電話がかかってくるが、ミサトの携帯の着信音が、「キングギドラ」の鳴き声になっています。
映画シンゴジラの監督でもあり、ゴジラネタも盛り込んでくるあたり、徹底しています(笑)

 3号機パイロット アスカ

アスカ
「3号機起動実験の予定日って、エコヒイキの約束の日じゃない」

リツコ
「そう。アスカに決定ね。ええ。私は最後の便で松代に向かうわ。あとはお願いね。マヤ」

マヤ
「はい、先輩」

レイ
「あの、赤木博士… 2番目の子に、伝えたいことが。お願いします」

[一件の新しいメッセージがあります。一番目のメッセージです]

リツコ(携帯録音)
「はい、レイ。話していいわよ」
 
レイ(携帯録音)
「………… ありがとう」

アスカ
「フン!ばっかじゃないの!私が、エヴァに乗りたいだけなのに…  3号機、私が気に入ったら赤く塗り替えてよね」

 アスカとレイの和解にも、あの、パワーワード!

ミサトからの3号機のテストを行うパイロットの打診を受けるアスカ。

リツコから人選について矢の催促を受けているミサトでしたが、レイの食事会の趣旨からいけば、レイとシンジは外せないはず。
そうなると、自動的にアスカしかいない状態。

アスカは、その申し出を受けますが、その日がレイの食事会の日だと気づきます。
アスカは、ミサトからレイの食事会の趣旨を聞いているので、3号機のテストパイロットには自動的に自分になるというのは理解をしているはずです。また、エレベーターではあわや暴力沙汰になりそうなところまでいきました。

それでも、少しだけレイの食事会を楽しみにしていた感が見て取れます。

そして、レイが覚えたパワーワード「ありがとう」感謝の言葉…
ここでも、絞り出すようにして携帯への不在着信に残されています。
レイは、心の壁が厚く、いまだにアスカのことを、「アスカ」とも「式波」とも直接名前で呼ぶことができません。
そんな、レイがアスカに感謝の言葉を伝えています。

恐らくレイは、アスカがゲンドウとシンジを食事会に誘ってぽかぽかした気持ちになってもらいたいというレイの気持ちを理解して、シンジやレイではなく、自らが引き受けてくれたと察したのでしょう。

また、それを聞いたアスカが、一瞬にして表情が明るくなり、清々しい気分になっていることが分かるシーンになっています。

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【前回】新劇場版 破 ヱヴァンゲリヲン   アスカとレイの対立             (16.ハズレのトウジ~エレベーター )

 

 







  

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